↑【Giant Jackfruits in Penang】By SATOMI(Me)
上以外の油絵もMy Artでぜひチェックしてみてください
こんにちは。SATOMIです。
みなさんのリビングルームにはどんな絵やアート作品が飾ってありますか?
リビングスペースやそれぞれの部屋のインテリアを考えるときにいつも思うんですが、自分の家の空間は一つのキャンバスのようなもので、そのなかでどういった風に自分自身を表現するかが問われているような気がしています。
どんなテイストにするのか、どういった家具や絵を選ぶのか、そういった一つ一つのエレメントで、その人の人となりが分かるような気がします。
そういうふうに思うようになったのも、私が何者でもない日本人としてイギリスに渡ったのがきっかけで、そこでの暮らしをずっと続けるなかで、自己表現することが大切だと強く感じるようになりました。(自己表現しないことで、自分の存在が見えなくなることを恐れ、必死に人に気づいてもらいたいと思ってたんだと思います。)
また、イギリスで知り合いの家に訪れたりすると、みんな個性的なアートを飾っているんです。ありきたりな絵とかじゃなくて、あーこの人はこの絵がすごく好きなんだろうなって、その飾っている絵からその人自身の性格、時には人生がにじみ出てくるような感じというか。そういった空間は、その場に居合わせるだけで楽しいですし、一つの素敵なおもてなしじゃなかいかなと思います。
だからわたしも自分の好きを大切にして、思いっきりリビングっていう空間で自分を大胆に出したいと思うようになりました。
そしたら、友達を家に呼んだりするのももっと楽しくなるし、その絵やアートから話も弾むし、なにより自分がその空間にもっといたいと思えるようになる。
だから絵やアートは間違いなく私にとって大きなお金を払っても揃えたいと思える一生の「投資」の対象になっています。
日本では絵を飾ったりする文化が欧米に比べて少ないと言われていますが、でもこの記事を通して、リビングルームを始めとする自宅のスペースで、絵やアートを飾りながら個性を出すことの面白さみたいなものを少しでも知ってもらえたら嬉しいなと思っています。
今回は、イギリスを始め、欧米のインテリアデザイナーが作り出す、絵がポイントになっているインテリアデザインの写真をランダムに選んでみました。
もし、どんな絵にしたら良いのかわからないっていう人がいたら、まずは写真を眺めてもらって、見たときに自分自身がわくわくするようなデザインを探していただければなと思います。
リビングルームの絵画選びのポイント
1. どんなタイプの絵が好きなのかを知る
2.どんなフレーム(額)がリビングスペースに合うのかを考える
3.絵の大きさとリビングルームでの飾り方を考える
1. どんなタイプの絵が好きなのかを知る |
今回の記事では、絵画を肖像画・人物画、風景画、静止画、抽象画のタイプ別に分けて紹介していきます。画像を見ながら、どんな絵画が好きなのか、まずは自分に問いかけて見るところからスタートするのが良いと思います。
またそれ以外にも、油絵、水彩画、版画など、どんなマテリアルが好きなのか意識しながら見ていってみてください。
油絵ならその空間を重厚感あるものに変えてくれますし、水彩画はもう少し軽やかな感じになると思います。
同じリビングルームの空間内に違うタイプの絵を混ぜてディスプレイするのも、部屋を個性的に見せてくれる一つのテクニックです。
あとはこれはあくまで私の個人的な考えですが、複製プリントの絵をあまり好んでは選びません。
それは、やっぱり「本物」を自分の暮らしに置いて、作者が込めたエネルギーを感じたいし、実際のテキスチャを鑑賞したいから。本物とプリントでは、作品の持ってるパワーがぜんぜん違うと私は思います。
絵画は一生をともにする大切な存在です。なので私であれば、著名な画家の印刷された絵を選ぶよりかはむしろ、まだ世に知られていない自分が発掘した画家が描いた、自分の「好き」を表現している実作品を家に置くことを選びます。そうすると、その画家を応援していく楽しみもできるし、どんどん絵に愛着が湧いてくるような気がしますしね。
もちろん、予算が合えばなので、リミットがある場合はプリントで全く問題ないと思います。そこはお財布と相談してみてくださいね。
いろんな画廊を巡ってすきな作品を探すのもいいですし、いまならインターネットで世界のアーティストの作品を手軽に見て、すぐに購入できるので、好きなアーティストを見つけて、一生大切にしたいと思うような運命の一作を探してみると良いと思います。
2.どんなフレーム(額)がリビングスペースに合うのかを考える |
私が絵を選ぶときに、その絵が部屋のインテリアに合うか合わないかということはそこまで気にしないかもしれません。(絵が与える部屋への印象はある程度考慮しますが)
むしろ気にするのは、フレーム(額)が家のインテリアの雰囲気や重厚感にマッチしているかどうかを考えます。
なので、これから見ていただく写真を眺めながら、絵がどんな額に入っているかということにもぜひ注目してみましょう。
フレーム選びはとても重要なので、額縁屋に行ってオーダーメイドで自分の家にあったクオリティの高いものを選ぶことを強くおすすめします。安いフレームだと部屋の印象をチープに見せるだけでなく、せっかく投資した大切な絵自体も残念な印象になってしまいます。
油絵の場合で、ある程度厚めのキャンバスに描かれているものであれば、フレーム無しで飾るのもOKですね。
ロンドンには私のお気に入りの額縁屋が何軒かあります。自分のお気に入りのお店を探したりするのも、絵を飾る上での楽しいプロセスの一つです。お店の人に相談しながら、一番合うフレームを選んでみましょう。
また、私は実店舗ではなくオンラインで注文することも多いです。その場合は絵のサイズを自分で測って、マウント(絵の周りの厚紙)のサイズやガラスの種類を決めて(水彩画や写真の場合)、フレームのサイズを決定します。
ただ、初めてオーダーした時、サイズを間違ってたのでしまった経験があるので、心配な方は額縁屋に行くのが間違いないかと思います。
3.絵の大きさとリビングルームでの飾り方を考える |
家のなかで一番大きなスペースであるリビングルームだからこそ、わたしだったら大きくてインパクトのある絵画をを一つポイントとして飾りたいです。
小さな絵を複数枚並べるのも、リズムが出せて面白い並べ方かもしれません。
他の絵画作品やアートと、どのようにバランスをとって飾っているか、リビングルームのどんなところに飾っているのか、注目してみましょう。
それでは早速見ていきましょう。
1. リビングルームと人物・肖像画 (Portrait Painting in Living Rooms)
人物画の絵は他のどのタイプの絵よりもリビングルームをより個性的にしてくれると思います。人物画のなかでも、描写の細かいものならより印象深く映りますし、逆に、抽象的に描かれていれば、もう少しインテリアに溶け込んだ印象を与えるでしょう。好きな絵のタイプを探してみましょう。
2. リビングルームと風景画 (Landscape Painting in Living Rooms)
風景画は、どんな色やテイストで描かれているのかにもよりますが、比較的どんなリビングルームスペースにも馴染みやすい作品です。好きだった旅先の町並みとか、思い出のある場所を絵で飾ったりしたら、一気に部屋がパーソナルなスペースになるし、ビジターが来たときにその思い出話をするきっかけにもなって素敵ですよね。
3. リビングルームと静止画(Still Life in Living Rooms)
食べ物や花などのモチーフが多い静止画も、風景画と同様取り入れやすい絵画かもしれません。本物そっくりで、まるで写真のような絵もあれば、なにを被写体にしているかわからないような抽象的な静止画まで種類がたくさんあるので、自分のお気に入りを見つけてみましょう。私はカラフルなロブスターの絵がどういうわけかすっごく好きで、いつもそのような絵を見つけると釘付けになります。私自身、食べ物の絵はよく描く被写体の一つです。ぜひMy Artでチェックしてみてください。
4. リビングルームと抽象画(Abstract Painting in Living Rooms)
最後に抽象画です。何が描かれているのか分かりにくいがゆえに、インテリアの他のエレメントと衝突することなく、空間に馴染んでくれるのが抽象画のいいところ。それでも、カラーやブラシストロークなどが個性的な作品を選べば、リビングルームの空間が一気に様変わりするはず。
いかがでしたでしょうか?
リビングルームに飾りたい絵画のタイプを選ぶことは出来ましたか?
まずは、自分の「好き」に正直になって、そこから色んな作品を探してみるのが良いと思います。
他のインテリア事例集でも、絵画を飾っている部屋を紹介しています。下の記事など、ぜひチェックしてみてください。
素敵な作品と出会って、リビングルームの空間がもっと個性的で、もっと時間を過ごしたくなるそんなスペースになりますように。