こんにちは。SATOMIです。
今回はついに、私が好きなロンドンの美術館の一つ、ナショナル・ギャラリーについてです。
ナショナル・ギャラリーは、以前、徒歩五分圏内に引っ越したことがあるくらい大好きな美術館で、遅くまで開いている金曜日は、歩いて会社から帰る途中にふらっと立ち寄って絵をよく鑑賞していました。仕事で疲れたなと思ったときには、モネの絵の前に座ってゆっくりと時間を楽しむのが私にとっては至福の時間でした。
ナショナル・ギャラリーを始めとするロンドンの美術館のほとんどが入館料無料なので、こういった贅沢な楽しみ方も出来る、そういった点がロンドンに住む醍醐味だったりします。
自分自身が絵を描く上でインスピレーションを得たいときには、ナショナル・ギャラリーに訪れ、10cmくらいの至近距離でゴッホのひまわりの絵など好きな絵画を観察したら、そのイメージを頭に残しながら家に戻り、自分の作品を描いたりしたりすることもありました。ちなみに私が油絵を始めたばかりのときに、模写したヴァン・ゴッホの蟹の絵はこちら。色の重ね方などがもっと未熟なときですが、初心者にしてはうまくいった絵になりました。(当日美術館で本物の作品を探してみて下さい!)
また、ロンドンに来た当初は、美術史を習っていたのですが、その少人数制の美術史のクラスではよくナショナル・ギャラリーに行って、本物の作品を目の前にしながら先生が歴史を解説してくれて、なんて贅沢な絵画の楽しみ方なんだろうと思っていました。
そんな私にとっても特別な場所であるナショナル・ギャラリーは、ロンドンにいらっしゃった際には必ず訪れていただきたい美術館の一つ。今回の記事では、ナショナル・ギャラリーで必ず見ておくべき作品や私のおすすめの回り方などをご紹介したいと思います。
1. ナショナル・ギャラリーを攻略!館内の回り方のコツ
ナショナル・ギャラリーは1200年代~1900年代前半までの欧州の絵画が2300点近く楽しむことが出来ます。
美術館自体とても大きく、全てをきちんと観たら平気で4~5時間は過ごせるくらいの規模なので、効率よく回りたいところです。(私は絵画鑑賞が好きなので、ついつい長居してしまいますが、ナショナル・ギャラリーは公式サイトで1時間半程度で回れると言っています)
美術館は2つの建物で構成されています。メインの建物(特別な名称はないですが、トラファルガー広場の正面に位置する建物)と美術館向かって左側にあるSainsbury Wing(セインズベリーウィング)の建物で、それぞれが2階でつながっています。
セインズベリーウィングの2階は1200年~1500年の絵画が展示されており、1階はショップ、地下2階は特別展のスペースになっています。
美術館に行く前に特別展の内容を公式サイトでチェックして、興味があれば常設展と共に鑑賞することをおすすめします。
常設展は入館無料ですが、特別展は基本的に12ポンドです。
メインの建物には2階に1500~1930年までの絵画が展示されています。地下にもいくつか作品があるので、時間がある人はそちらも覗いてみましょう。ナショナル・ギャラリーのグッズが買えるショップとカフェも地下にあります。
そして、この巨大な美術館をどのようにして回るか・・・ですが、
私のお勧めは年代を逆行して回ること
もちろん、ナショナル・ギャラリーとしては1200年代から時代を追ってみていくことを推奨していて、それがきっとキュレーターの目線としてもベストなんだとは思いますが、私はモネやゴッホなど印象派の1800年代後半~1900年代前半の絵を一番に楽しみにしていて、1200年代から観ていくと、それらの絵画にたどり着く頃には結構体力的に疲れていたり、時間に追われてしまったりで、いつもちゃんと鑑賞できなくて残念な思いをしていたんです。
なので、もし私と同じように印象派のコレクション目当てで訪れているならば、元気なうちに最初にじっくりと観られることをすごくお勧めします。
私の好きな流れとしては、まずはメインの建物に行き、1900年代からさかのぼって1500年代まで観終わったら、地下のカフェに行って休憩をして、そのまま地下の展示を観て、最後にセインズベリーウィングに行くといった感じです。
ちなみに金曜日は夜9時まで空いているので、日中の観光の時間が限られている人はぜひそのタイミングに行ってみるのもいいと思います。
2. 平日昼に行くなら参加したい無料ツアーと有料の日本語音声ガイド
英語に問題なく、そして時間に余裕がある方は、平日昼に行われている1時間の無料グループツアーに参加するのもおすすめです。ナショナル・ギャラリーの館員が特定の絵画について色々詳しく説明してくれます。時期によっては開催していないことがあるので事前に公式サイトをチェックしてみて下さい。私はロンドンに来た当初、英語の勉強もかねて参加していたりしました。
そして日本人に嬉しいのは、日本語版の音声ガイドがあるということ。ゆっくり鑑賞されたい方は、ぜひ借りてみても良いかもしれません。当日予約無しで受付けで借りれます。
また、さらに絵画が好きな方は、ナショナル・ギャラリーのショップ内で売っている日本語のガイドブックを購入されるのも良いかもしれません。
3. 見逃せないナショナル・ギャラリー所蔵の絵画
必ず観ておいてもらいたいなと思う有名作品で私が好きなものを12作品ピックアップしてみました。もちろん、下で紹介する作品以外にも、ミケランジェロの「キリストの埋葬」、ティツィアーノの「バッカスとアリアドネ」、パオロ・ウッチェロの「サン・ロマーノの戦い」、ピーテル・パウル・ルーベンスの「サムソンとデリラ」、サンドロ・ボッティチェッリの 「ヴィーナスとマルス」など、挙げたらきりがないくらい見ごたえのある作品ばかりなので、時間をとってゆっくり見てみて下さい。
(展示室の番号も合わせて下記に記載していますが、時期によって変更になっている可能性があるので、当日マップをもらって現在地を確認してみて下さい。)
(1) ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ「ひまわり(Sunflowers)」(Room43)
本作は世界の美術館に展示されている「ひまわり」シリーズの5作中の1作品で、ゴッホは友人である画家のポール・ゴーギャンを南仏アルルにある自宅に招くためにこの絵を描き、部屋に飾りました。
「ひまわりは私のものだ」と言っていたゴッホにとって、ひまわりという花はさまざまな意味を持っていました。若い芽から成長し、やがて朽ち果てていく姿は、17世紀オランダで流行していたヴァニタス(「人生の空しさの寓意」を表す静物画)の流れを汲み、人間の行為のはかなさを強調していました。また、ひまわりは友情の象徴であり、自然の美しさと生命力を讃えるものでもありました。
本作ではゴッホがアルルで制作した初期の絵画における特徴的な表現スタイルを観ることができます。これほどまでに特定の花にこだわった画家は他におらず、ひまわりシリーズはゴッホの最も象徴的で時代を超えて愛されている作品のひとつです。
ナショナル・ギャラリーによる本作の解説動画(英語)はこちらから見ることができます。
ちなみにギャラリー内には他にもゴッホの作品が何点か展示されていますのでそちらも忘れずチェックしてみて下さい。
(2) ポール・セザンヌ「大水浴(Bathers)」(Gallery B)
後期印象派のフランス人画家、ポール・セザンヌが生涯残した作品のうち約200点近くは、裸体の男女(単独・集団どちらも)が野外で入浴する姿を描かいているもので、本作は、セザンヌが晩年の10年間に取り組んでいた女性の水浴の絵画の3作品のうちの1つで、彼が生涯をかけて追求したテーマの集大成であり、20世紀初頭の芸術に多大な影響を与えました。
美しい風景と牧歌的なヌードのシーンは、古典的な西欧の伝統を呼び起こすものであり、水浴する妖精や女神の絵、特にヴェネチア・ルネッサンス美術の神話的な場面を連想させますが、セザンヌの絵には、明確な物語や文学的根拠はありません。山の裾野と思われるピラミッド型の構図や色使いで、女性たちと風景を一体化させており、本作を含むセザンヌの晩年の作品は、自然と人間の結びつきを讃えるものだとも言われています。
ナショナル・ギャラリーによる本作の解説動画(英語)はこちらから見ることができます。
(3) ジョルジュ・スーラ「アニエールの水浴(Bathers at Asnières)」 (Room 43)
こちらの作品は点描画(点の集合で絵を描く絵画のスタイル)で有名なジョルジュ・スーラが25歳を前にして描いた大作。
パリの工業エリアであったアニエールとクールブヴォワのセーヌ川沿いでくつろぐ男性や男の子たちが描かれています。静止した彼らは互いを干渉せずそれぞれが自分の考えに没頭しているよう。明るくもかすんだ日差しが降り注ぎ、すべての動きが一時的に凍結したような不気味な静けさが漂っています。背景には鉄橋や工場の煙突が見えており、工業化が進んだこの時代のパリを窺い知ることができます。
スーラは1884年春のフランスロイヤルアカデミーによるサロン(展覧会)に出展を望んでいたものの、却下されてしまったそうです。
(4) クロード・モネ「睡蓮の池(The Water-Lily Pond)」
クロード・モネの睡蓮シリーズは、モネがフランスのジヴェルニーにある自宅の横に造った「水の庭」の池とそこに植えた睡蓮をモチーフにして描かれたもので、日本の版画からインスピレーションを受けて造った橋がこの絵画でも見ることができます。睡蓮の連作はモネが晩年に取り組んだものであり、その作品数はなんと約250点近くにも及びます。
見方によって橋を見上げているようにも、遠くに見える蓮池を見下ろしているようにも見え、遠近法が変化します。橋の両端が絵画から省かれているために、まるで橋が浮いているように神秘的に見え、その反射が水面に美しく描かれています。
この作品は何回観ても新しい発見を得られる私も大好きな作品の一つで、ぜひ彼の色の使い方やブラシストロークなど注目してみてみて下さい。
(5) ウィリアム・ターナー「戦艦テメレール号(The Fighting Temeraire)」
こちらはイギリスのロマン主義を代表する画家、J.M.W.ターナーの作品「戦艦テメレール号」です。
テメレール号は、イギリスがフランス・スペイン連合艦隊に歴史的大勝利を果たしたトラファルガーの海戦で使用された戦艦で、本作はその戦艦の最後の船旅を描いたもの。戦艦はケント州のシアネスからテムズ川に沿ってロンドン南東部のRotherhitまで曳航され、そこで解体されることになります。
ターナーが曳航の様子を直接見たとは考えにくく、当時の報道をもとに想像力を働かせて再現したものと言われています。燃えるような夕日を背景にして描かれたテメレール号の最後の航海は、帆の時代から蒸気の時代へと移り変わりを象徴する意味合いも持っています。本作は、1839年にロンドンのロイヤル・アカデミーに展示され称賛を浴びました。
ナショナル・ギャラリーによる本作の解説動画はこちらから。
ターナーの作品は、ロンドンのテート・ブリテン美術館にたくさん展示されているので、時間があればそちらも訪れてみましょう。
(6) ジョージ・スタッブス「ホイッスルジャケット(Whistlejacket)」
馬の絵で知られる18世紀のイギリス人画家、ジョージ・スタッブスの最も有名なこちらの絵画がナショナル・ギャラリーに飾られています。この「ホイッスルジャケット」は、2代ロッキンガム侯が、自身が所有していた競走馬が受賞した記念にスタッブに依頼して描いてもらった作品です。
スタッブは意図的に騎手や馬具、風景などを取り除いて淡い金色のニュートラルな背景のみにし、雄々しく立ち上がる馬を象徴的に描くことを追求しました。人間の支配から解き放たれた馬が、自由で自然なエネルギーを発しているその姿は、ロマン主義の自然賛美を象徴しています。
絵画の詳細はナショナル・ギャラリーのYouTube動画で解説されています。こちらからご覧ください。
(7) ヨハネス・フェルメール「ヴァージナルの前に立つ若い女(A Young Woman Standing at a Virginal)」(Room27)
鍵盤の前に立って視線を送る若い女性を描いたこの作品はオランダの画家、ヨハネス・フェルメールによるもの。手前に置かれた空いた椅子は彼女が誰かを待っていることを暗示させ、背後の壁に飾られた絵に描かる愛の神の象徴、裸のキューピッドは、彼女が恋人を待っていることを示すサインと言われています。17世紀のオランダでは、音楽を奏でるシーンは人気のあるジャンルで、それぞれいろんなテーマを持っていましたが、このフェルメールの作品は、忠実な愛をテーマに描かれています。
Room27にははこの絵ともう一つ別のフェルメールの絵画、「 ヴァージナルの前に座る若い女(A Young Woman seated at a Virginal)」が展示されており、両作品には多くの共通点があるため、ペアで描かれたものだと言わています。ぜひ合わせてチェックしてみてください。
(8) ディエゴ・ベラスケス「鏡のヴィーナス(The Toilet of Venus)」(Room30)
愛の女神ヴィーナスがベッドの上でゆったりとした表情を浮かべているこの作品は、17世紀を代表するスペインの宮廷画家ベラスケスによるもの。ヴィーナスの身体の曲線美が、豪華なサテン布の中でより一層引き立てられています。真珠のように真っ白く美しい色調で描かれた滑らかな肌とカーテンやシーツの濃厚な色彩が、見事なコントラストを作り出しています。
作品左手に描かれているのは息子のキューピッドで、彼が握る鏡にヴィーナスの顔が映っていますが、その姿はぼやけており、真の姿ははっきり見えません。ベラスケスは、女性美の擬人化であったヴィーナスは特定の人物ではないために、彼女を想像力によって「完成」させたかったのではないかと言われています。キューピッドの顔と足が曖昧に描かれているので一見未完成のようにも見えますが、ベラスケスは、鑑賞者をヴィーナスに集中させるために、意図的にスケッチのようなタッチで描きました。
この作品は、ベラスケスが描いた現存する唯一の女性ヌードの絵であり、最も有名な作品の一つです。
本作を解説したナショナル・ギャラリーによるYoutube動画はこちら。
(9) ハンス・ホルバイン(子)「大使たち(The Ambassadors)」(Room12)
ドイツのハンス・ホルバイン 親子の子が描いた大作、「大使たち」。左に描かれた人物は、フランス王フランソワ1世がイギリス王ヘンリー8世の宮廷のもとに派遣し、外交を行っていたジャン・ド・ダントヴィル。その右隣には、彼の親友であるラヴォールの司教ジョルジュ・ド・セルヴです。この肖像画が描かれたのは、ヨーロッパの宗教革命が起こっていた激動の時代で、イギリスではヘンリー8世がカトリックで禁じられていた離婚を実現するため英国国教会を立ち上げ、ローマ教皇と絶縁関係になっていました。本作の中では、机の上の算術書が割り算を示したページで開かれているなど、その不和を暗示させるメッセージが隠されています。
絵画の2人の足の間、斜めに走るものに注目してみて下さい。美術館で実際に作品の左側に立って見てみると、くっきりとした頭蓋骨が浮かび上がって見えます。これはアナモルフォーズと呼ばれる当時ヨーロッパで流行っただまし絵の技法でした。また、左上には十字架が隠れており、復活したキリストへの救済の希望を暗示しています。
本作を解説したナショナル・ギャラリーによるYoutube動画はこちら。
(10) ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジオ「エマオの晩餐(The Supper at Emmaus)」(Room32)
バロック美術の巨匠であるイタリア画家、カラヴァッジョによるこちらの作品。
十字架に掛けられたあとに復活したイエスが二人の弟子と再会した晩に、夕食で割いたパンを彼らに与えた瞬間、二人の弟子がそれが蘇ったイエスだと気付いたシーンをドラマチックに描いたものです。大きな身振りをした人間と暗い照明が、物語の劇的なクライマックスを見事に描き上げていて、見る者を絵に引き込ませます。
本作でもカラヴァッジオらしく弟子たちは普通の労働者として描かれており、顔にはひげを生やし、ぼろぼろの服を着ています。それとは対照的に描かれた、ひげのない若々しいキリストはまるで別世界から来たようにも見えます。
カラヴァッジオの名声が高まっていた頃に描かれたこの作品は、彼が国内で描いた宗教画の中で最も有名な作品の一つです。
ナショナル・ギャラリーによる本作の解説動画はこちらから。
(11) レオナルド・ダ・ビンチ「岩窟の聖母(The Virgin of the Rocks)」(Room66)
レオナルド・ダ・ヴィンチの「岩窟の聖母 」は2作あり、本作はそのうちの一つ。レオナルドが最初に描いた 「岩窟の聖母 」は、パリのルーヴル美術館に展示されています。ロンドンの作品はレオナルドがミラノにあるサン・フランチェスコ・グランデ教会にある聖母無原罪の御宿り信心会の礼拝堂の祭壇画として描いたものでした。
本作は、楽器を奏でる天使が描かれた2枚のサイドパネルと合わせ、全部で3枚の構成になっており、礼拝堂で一緒に飾られていたとされています。すべてナショナル・ギャラリーで鑑賞ができます。
暗闇の中に人物が現れてくる様子を神秘的に描くために人物の輪郭をぼかすなど、レオナルドはこの時代に革新的であった絵画技法を用いました。その見事なまでの技術をぜひ美術館で楽しんでみて下さい。
(12) ヤン・ファン・エイク「アルノルフィニ夫妻の肖像(The Alnolfini Portrait)」(Room 63)
15世紀ネーデルラント絵画を代表する画家、ヤン・ファン・エイクによって描かれたこの作品はベルギー北西部ブリュージュに住むイタリアの商人ジョヴァンニ・アルノルフィーニとその妻の結婚契約の場面を描いたものとされています。
シャンデリアを飾るスペースが足りていないことや、暖炉の形跡がないことなど、この絵画にはいくつか違和感を覚える点があると言われており、実際に絵を鑑賞するときに注目したいポイントです。絵画正面に描かれた鏡にはヤン・ファン・エイク自身と結婚式の立会人と思われる人物が映り込んでいます。またその鏡の上に描かれたカリグラフィーには「ヤン・フアン・エイクがここにいた、1434年」と記されています。
ナショナル・ギャラリーによる本作の解説動画はこちらから。
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私のプライベート用インスタグラムではイギリスの美術館やギャラリーの情報も載せているのでぜひチェックしてみて下さいね。
4. もっと深く予習したい人は要チェックの参考文献
- ナショナル・ギャラリーのYoutube動画チャネル:https://www.youtube.com/channel/UCrPOgNsUldOtQsTf9Kjlm_A
上記の作品紹介で紹介したリンク以外にも、色々面白い動画があるので、もし英語が問題なければぜひ訪問前にチェックしてみて下さい。
- Smartifyのナショナル・ギャラリーページ:https://smartify.org/venues/national-gallery/artworks
こちらのサイト(アプリもあります)では、ナショナル・ギャラリーに展示されている作品の解説(英語)が見れます。本記事でも参考にさせてもらいました。
- 関連書籍:ロンドン・ナショナル・ギャラリーについて取り上げている書籍はいくつかありますが、そのうちの2つをピックアップしました。美術館に訪れる前にしっかり勉強されたい方にはおすすめです。
5. ナショナル・ギャラリーの場所と開館時間
ナショナル・ギャラリー(The National Gallery)
公式サイト:https://www.nationalgallery.org.uk/
住所:The National Gallery, Trafalgar Square, London WC2N 5DN
最寄り駅:チャーリングクロス駅(Charing Cross), レスター・スクエア駅(Leicester Square)
営業日:毎日(12/24~26および1/1を除く)
営業時間:10:00~18:00(金曜は~21:00)
入場料:無料(特別展は有料)
番外編 – 近くのおすすめのレストラン
ここまで実に長い記事になってしまいましたが、十分に予習はできましたか??あとは現地に行ってたくさんの名画に浸るだけですね。
私も大好きなナショナル・ギャラリーを皆さんにもぜひ楽しんでいただいて素敵な時間を送っていただけたら嬉しく思います。
最後に、ナショナル・ギャラリーの近くにある、私が好きなイギリス料理が楽しめる老舗レストランをご紹介します。美術館に訪れる日の夜に予約して、ぜひ絵画の感想を語りながら美味しいご飯を楽しんで下さいね。
おすすめレストラン
Rules(ルールズ)イギリス料理のお店で、伝統的な内装もおいしい食事と一緒に楽しめます。ここで食べたパイがとても美味しかったです。
公式サイト:https://rules.co.uk/
※予約は公式サイトから可能です
住所:34-35 Maiden Ln, London WC2E 7LB
休み:月&火曜日(日曜日は夕方5時まで)
以上です。記事楽しんでいただけましたでしょうか?
また他の美術館についてもまとめたいと思うので、それまでもう少々お待ち下さいね。