↑【Classic British Scone Recipe】By SATOMI(Me)
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イギリスの高貴な文化、アフタヌーンティーで欠かせないのが、中はしっとり、外はサクサクのバターの香り広がるスコーン。
そして、イギリスでスコーンを食べるときに必ず添えられるのが、クロテッド・クリームと呼ばれる濃厚でとろっとしたクリーム。
温かいスコーンに乗せたクロテッド・クリームがじわ~っと溶けだして、それを口に入れたときの幸せったら、たまらないんです。
私が、イギリス南西のコーンウォールでイギリス人の家族と暮らしていた時は、家族の人たちが日頃からスコーンを焼いて、紅茶といっしょに午後のゆったりとした時間を楽しんでいたのを思い出します。(アフタヌーンティーよりもカジュアルな、スコーン、ジャム、クロテッドクリーム、そして紅茶のみを楽しむ「クリームティー」と呼ばれる文化は、イギリスのコーンウォールやデボンが発祥だと言われています)
そしてこのスコーン、実はとっても簡単に作れるってご存知でしたか?
材料がとてもシンプルなうえに、作り方も簡単で20分もあればあっという間に、本場イギリスの美味しいスコーンができてしまうんです。
今日は、私が自宅で作って友達にもとっても好評だった、イギリス式のスコーン&クロテッドクリームのレシピをご紹介しますが、その前に、以前わたしがイギリス人の奥さまから英国流のスコーンの食べ方を教えてもらったのでシェアしますね。
- スコーンを横半分に手でさく。
- ナイフでたっぷりのクロテッドクリームをとってスコーンに乗せる
- ストロベリージャムをその上に乗せて、淹れたての紅茶とともに召し上がれ。
簡単! ぜひ、スコーンが焼き上がったら試してみてください。
ちなみに、スコーンはクロテッド・クリームやジャムなしでも十分美味しいですし、フルーツと合わせれば日曜日のブランチなどにもぴったり。
スコーンは冷凍もできますし、日持ちもするので、たくさん作って、友達にもおすそ分けしてみてください。
材料
スコーンの材料
- 薄力粉…350g
- ベーキングパウダー…小さじ4
- 無塩バター…90g(冷えたもの)
- 砂糖…大さじ3
- 塩…小さじ1/2
- 牛乳…180ml
- バニラエッセンス…小さじ1
- レモン汁…小さじ1
- 卵…1個
- ジャム …お好みで
クロテッドクリームの材料
- 生クリーム(濃度が高いものが良い。少なくとも36%以上)…3カップ
作り方
スコーンの作り方
- オーブンを220度で予熱する(ファン付きの場合は200度)
- 小麦粉、ベーキングパウダー、砂糖、塩、バターをボウルに入れ、バターの形がわからなくなるくらいまで手でこねる。
- 牛乳を電子レジで30秒程度温め、2に投入。バニラエッセンスとレモン汁を加えて、スパチュラなどでこねる。
- テーブルなどの平らな場所に小麦粉(分量外)をさっと振り、3の生地をのせ、手で少々こねたら、生地を4cm厚さ程度に伸ばす。
- ガラスのコップなど口が丸いものを用意し、生地を丸型にくり抜く。(分量通りに作っていれば、7-8個程度できる)
- 卵をとき、くり抜いた生地表面にハケなどでさっと塗る。
- オーブントレーにベーキングシートを引き、生地を並べて10分程度温める。木串などを通して、生地が付いていなければスコーンの焼き上がり。
クロテッド・クリームの作り方
- オーブンを80度に予熱する。
- クロテッドクリームを用意したい人は、ガラスや陶器などのトレーに生クリームを入れる。この時、
- クリームが入った容器をオーブンに入れ丸々12時間温める
- オーブンから取り出し、室温に戻したら、冷蔵庫で一晩寝かせる(8~12時間)。
- 上の層の固まった部分をスプーンですくい、お好みのガラス容器などにいれて完成。(下に溜まった液体部分はスコーンの材料や他のレシピに使えます)
※クロテッド・クリームの完成イメージを見たい場合は下記の動画などおすすめ。
メモ
- ジャムは、ストロベリージャム、ブルーベリージャム、マーマレードなど、お好みで合わせてみてください。
上手にできましたか?
クロテッドクリームの完成イメージが湧きにくかったら、こちらのYoutube動画を見てみてください。
スコーンが美味しく焼けたら、次のピクニックに持っていってみては?下の記事で、私が海外でするカジュアルなピクニックの方法についてまとめているのでチェックしてみてください。
そしてクリームティーをしながらこちらの記事もチェック。
それではまた次のレシピで。