↑【Sunny Day Picnic】By SATOMI(Me)
上以外の水彩画もMy Artでぜひチェックしてみてください
私が住んでいるイギリスでは、都心のロンドンでも緑あふれる公園がたくさんあるので、天気の良い日にはみんなが外に出て、友人や家族とのピクニックを楽しみます。
私も海外のピクニックのカルチャーは大好きで、ちょっとした食べ物や飲み物を友達と持ち寄って、太陽を浴びながら会話を楽しんだりしています。どちらかというと、カフェに行くような感覚で、公園でピクニックをする感じが近いかもしれません。
日本にいた時は、遠くまで行かないと公園がなかったからか、ピクニックというと気構えしてしまって、ちゃんとした食べ物を用意しなきゃとか前日から用意していたりしたこともあったんですが、海外のピクニックは実はもっとカジュアル。
出来合いの食べ物や飲み物だけ分担して持ち寄って、ブランケットを芝に敷いて会話を楽しむだけのことだってあります。
海外ではもっと手軽に楽しまれているピクニックだからこそ、老若男女、さまざまなグループが公園でそれぞれの赴くままに楽しんでいて、その光景がとても和やかなんです。
私にとってピクニックは日頃の忙しい生活を忘れさせてくれて、自然に囲まれながら、自分の好きな時間を楽しむことができるなんとも贅沢な時間。
だからもっとみなさんにも楽しんでもらえたらなと思い、今回は、海外でも私が住むイギリスの大人たちのピクニックのやり方をシェアしていきたいと思います。
1. 海外の大人ピクニックにおすすめな持ち物
- バスケット(ハンパー):食器や食べ物を入れる用の大きなバスケットが一つあるだけで、ピクニックの雰囲気がぐんと華やかになります。そのまま保管しておけば、いつでもすぐにピクニックに出かけられますし、家の室内に飾ってもインテリアの装飾として重宝します。イギリスであればフォートナム・アンド・メイソンがピクニックバスケット(ハンパーと呼びます)の代名詞になっていますが、日本だとなかなか手に入りづらいかもしれないですね。下はイギリスのPicnic at Ascotというブランドのもので、日本でも手に入るおしゃれなバスケットです。日本のアマゾンのリンクを参考に載せておきます。ただ、バスケットがない場合は、まずは持っているカゴやおしゃれな紙袋に入れて、ピクニックを気軽に楽しんでみてください。
- 本やスケッチブック:友達や家族といるからってずっと会話をしなければならないわけではありません。パートナーや友人と一緒に芝に寝っ転がりながら読書の時間を楽しむのも大人の贅沢な時間です。私はスケッチブックと水彩画道具を持っていって絵を描いたりします。
- 遊び道具:トランプや小さなボードゲームなど座りながら楽しめるものや、もっとアクティブにいくなら、フリスビーや小さなテニスラケットなど持っていくとピクニックがもっと盛り上がります。
- ブランケット :海外では大きなブランケットをレジャーシートなどの代わりに使用しています。汚れなど気にする方もいるかもしれませんが、前日に雨が降ったりしていなければそこまで心配しなくて大丈夫(イギリスの人はそういう汚れなどはあまり気にしません)。ブランケットのほうが居心地いいですし、見た目もおしゃれになるので、一枚用意してみましょう。大きめの布などでも全然大丈夫です。
- 食べ物・飲み物:自分で作ったお手製のサンドイッチやドリンクでもいいですし、時間がなければ、美味しいパン屋さんに立ち寄ってできたてパンを調達してみましょう。ピクニックの食べ物や飲み物はこれじゃなきゃだめなんてものはないので、その時の気分に任せてカジュアルにセレクトするのが本当のピクニックの楽しみ方。ブルーベリーやマスカットなど、カラフルなフルーツも持っていくと、準備いらずなのに場が華やかになるからおすすめ。チーズの盛り合わせなんかも最高です。コーヒーや紅茶など、保温ボトルに入れて持っていくと、食事のあとのティータイムに○
- 食器:おしゃれにピクニックするなら陶器のお皿やシルバーのカトラリーセットをピクニック用に揃えるのがおすすめですが、もっとカジュアルダウンするなら使い捨て可能なお皿やコップで十分。海外のピクニックではそのようなケースが実際はほとんどだったりします。
- カッティングボードとナイフ:食事を取り分けする際に必要なカッティングボードとナイフがあると助かります。木製の小さなカッティングボードならおしゃれで軽くておすすめ。
- ボトルオープナー:ワインなどのボトルを開ける用にボトルオープナーを用意しましょう。
- 氷:日本の夏のような暑い天気の日には、食べ物が劣化しないようにアイス一袋などあるといいですね。
- キッチンタオル(ふきん)とウェットティッシュ:食べる前や、何かこぼしてしまった時用に必ず用意しておきましょう。
- ゴミ袋:後片付けをするために、2・3枚のゴミ袋は用意しておきましょう。
- 日焼け止めや虫除けスプレー:行先によっては用意しておくと便利です。
2. ピクニックに持っていきたい海外の簡単レシピ
サンドイッチやパニーニ、ラップなど手軽に手で食べれるものがピクニックには最適。私はキッシュなどを焼いたりすることもあります。(キッシュは思ってるよりもすごい簡単なのでおすすめです)
こちらは、イギリスの人気シェフ、ジェイミー・オリバーが紹介しているサンドイッチのレシピ。彼はホールグレインローフを使っていますが、手に入らないものであれば他のタイプのローフでも大丈夫。簡単なので是非試してみてください。
わたしが大好きなボリュームたっぷりの牛肉ステーキサンドイッチのレシピもピクニックにぴったりなので是非試してみてください。
ほかには、イギリスらしくスコーンとジャムを持っていって、ピクニックでクリームティーも楽しむのも一つ。レシピを書いているのでよければ下のリンクからチェックしてみてくださいね。
3. 海外流の大人ピクニックの楽しみ方まとめ
- とにかく肩肘張らずに、気軽に楽しむ。軽食を用意して本を読みに行くだけでも贅沢な大人のピクニックの楽しみ方。
- 食べ物をたくさん用意して配膳に気を取られたり、見た目にこだわったりしすぎず、周りの自然や植物の色や音、太陽の日差し、家族や友人との会話を楽しむ。
- 食べ物を作る時間がなくたって、とびきり美味しい食材やワインを調達すればOK。
- といいつつも、時間があるなら1品でいいから美味しいメイン料理だけ作ってみるとやっぱりピクニックがもっと楽しくなる。
- 気分が向いたらいつでもピクニックに出かけられるように、ピクニックセットはそのまま保管しておく。
- 金曜日には週末の天気をチェック。
いかがでしたか?なにか参考になるアイディアはあったでしょうか?ピクニックをもっと身近に感じて気軽にやってみてほしいなと思います。ピクニック用に使えるレシピがあればまたシェアしますね。
それではまた。