↑【Ultimate Steak Sandwich Recipe】By SATOMI(Me)
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こんにちは。前回のレシピ、イギリスのスコーンレシピ、試された方はいらっしゃいますか?
私がイギリスに暮らしながら試してきた西洋レシピで本当に美味しかったものだけを紹介するシリーズ。今回はサンドイッチ編です。
サンドイッチといえばピクニックやちょっとしたランチなど手軽に食べられる軽食の定番メニュー。
今回紹介するボリュームたっぷりの牛肉サンドイッチは、思わず「うう~ん♥」と唸ってしまうくらい美味しかったので、ぜひ皆さんにもシェアしたいと思って記事にしました。
サンドイッチは公園で仕事をするときやピクニックをするときに持っていったりしますが、この牛肉サンドは私の定番メニューの中の一つ。
もちろんランチとしてサラダと一緒に食べたり、日曜のブランチに食べたり、シーンを選ぶことはありません。
肉厚のビーフステーキ、甘~いキャラメライズドオニオン、ガーリックが効いたマヨネーズがたまらないボリュームたっぷりのサンドイッチで、大人の男性にもおすすめです。
ステーキが温かいうちに食べるのがおすすめですが、冷めてしまっても美味しいのが嬉しいポイント。
ピクニックのときは、完成したサンドイッチをクッキングシートなどに包んで、タッパーに入れて持っていきます。そのときにはサンドイッチの真ん中に串を通して、崩れないようにしましょう。
このレシピは基本的にはお肉以外、私のパントリー内の常備食材を使ってできる比較的手軽なメニューですが、もしかすると日本の食卓では馴染みが薄い食材も混ざっているかもしれないので、ここぞ!というときに作っていただくか、家にあるもので代用して作ってみてくださいね。
キャラメライズドオニオンを作る行程だけ40分程度時間を要しますが、基本的には焼いている間は放っておけるので、実際の作業時間は少なくすみます。キャラメライズドオニオンがこのレシピのポイントなので、そこは手を抜かないようにしましょう。
ピクニックやカジュアルなホームパーティーなど、美味しいビーフステーキサンドイッチが食べたくなったらぜひ試してみてください。
材料
牛肉ステーキの材料
・美味しい肉厚ステーキ肉:300g(切れているものではなく塊で)
・にんにく;1片(包丁の腹を使って潰しておく。皮はついたままでOK)
・タイム:2枝(なければ乾燥のものでもOK)
・サラダ油:適量
・バター:20g
・塩&こしょう
キャラメライズドオニオンの材料
・たまねぎ(中):2個 (薄切りにしておく)
・バター:20g
・バルサミコ酢(これはあまり代用がないので必須です):小さじ2
・ブラウンシュガー:大さじ1(お好みで量は調節してください)
・塩&こしょう:適量
その他の材料
・パン(サワードウブレッドを使用。なければ美味しい食パンなどお好みのパンを):4切れ
・マヨネーズ:1/3カップ
・にんにく:1片(みじん切り)
・マスタード(ディジョンマスタードでも粒マスタードでもどちらでも):適量
・サラダ菜(ロケットを使用。柔らかめの葉物がおすすめ):入れたいだけ
・トマト:4切れ
・ピクルス:スライスしたものを入れるのが私は好きですが、こちらはお好みで
・チーズ:チェダーやモッツァレラなど自分の好きなチーズをこちらもお好みで
作り方
1. 牛肉の下ごしらえ
牛肉に塩・こしょうをたっぷり振り、2-30分程度常温にもどして置いておく。
2. キャラメライズドオニオン作り①
フライパンを熱してバターを溶かし、玉ねぎを中火でフライパンの蓋を閉めて20分焼く(たまにかき混ぜて焦がさないように注意)
3. ガーリックマヨネーズ作り
玉ねぎを焼いている間に、分量のマヨネーズにみじん切りにしたにんにくを入れて、30分以上置いておき、にんにくのフレーバーをマヨネーズに染み込ませておく。
4. ステーキを焼く
(1) フライパンが複数ある人は、玉ねぎを待っている間、更に牛肉を焼き始めましょう。フライパンにサラダ油を入れ、しっかりと温まったら牛肉を塊ごと入れて中強火で焼きます。
(2) 片面に焼き色が付いたらひっくり返し、タイム(枝ごと。香り付けに)、潰しておいたにんにく(皮ごと)、バターを入れる。溶けたバターをスプーンで肉の表面に繰り返しかけてあげて(英語だとBastingといいます)、肉全体がぱさぱさにならないようにします。
(3) 肉の側面も菜箸やトングなドをつかって焼き色をつける。私はこのレシピでは結構レアに焼き上げるのが好きなので、肉を指で押したときの弾力が、自分の手のひらを広げたときに母指球(親指の下の手のひらが張っている部分)を押した時と同じ弾力になりまで焼く。(好みで調節してください)
(4) 肉をお皿から引き上げて10分程度休ませておく。(肉は、焼いた直後には絶対カットしないこと。肉汁が外に出てきてしまいます。少なくとも肉の焼き時間と同等の時間そのまま休ませておくのが鉄則です)
5. キャラメライズドドオニオン作り②
(1) 2の行程が終わったら(20分経ったら)、フライパンの蓋を取り、更にもう20分ほど、たまねぎが茶色になるまで焼く(黄土色では焼きが足りていません。きれいな濃い茶色になるまで焼き続けるのがポイント)
(2)最後に分量のバルサミコ酢、ブラウンシュガー、塩・こしょうで味付けをする。(味見をして甘さや塩辛さはお好みで調整してください)
6. パンをトースト
・パンが良い感じにカリカリになるまでトーストしておく
7. 仕上げ
・トーストしたパンに3のガーリックマヨネーズソースを塗り、サラダ菜、トマト、キャラメライズドオニオン、スライスした肉、そして最後にマスタードを塗って反対側のパンを乗せれば出来上がり。
・好みでピクルスやチーズをトッピングしてください。チーズは上側のパンに乗せてあらかじめグリルしておくと、とろっと溶けたチーズと肉のハーモニーを楽しむことができます。
いかがでしたでしょうか?
ガーリックたっぷりスタミナ満点の牛肉サンドイッチ、ぜひ次のピクニックやハイキングに持っていってみてくださいね。
イギリス本場のスコーンレシピも紹介しているので、ぜひこちらからご覧になってみてください。
大人のピクニックのコツについてもまとめているので、こちらの記事でチェックしてみてください
それではまた次のレシピで。